監察医 朝顔(2021) 11話 感想|つぐみちゃんまで巻き込まないで!

 

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万が一、桑原(風間俊介)が遺体として運ばれる展開になるのだけは嫌だったから、

登場人物の目線に立って見れば、本当に無事で良かったって安心するんですが…

今度はつぐみ(加藤柚凪)の番…ですか。

小さい子供まで巻き込まないで欲しかったなぁ。

車に轢かれそうな予告を見せた所で

どうせ最後は助かるオチになるのは分かりきっているんだからさ。

次から次へと家族の誰かを不幸にさせる流れにしているのが

尺稼ぎのためだとしか思えないのが辛い。

 

 

平(時任三郎)の痴呆の悪化の件も…

知るのが怖いから、自分が記憶障がいを患っている事を認めたくないから

病院に行きたくないという気持ちも分かるし、

朝顔上野樹里)だって、父にそんな思いがあるのが分かるから

安易に「心配だから検査に行ってこよう」なんて言えないんだとも思います。

そこで躊躇うのは理解出来る。

でも、頻繁にボケを繰り返しているのを見て、あれだけ不安そうにしていたにもかかわらず

美幸(大竹しのぶ)の「だったらどうなの?」に対してすんなり引き下がってしまう朝顔の姿と、

後半での近隣の住民達によるクレームに対して"自分達が今ここで仕事をする理由"を

自分なりの言葉で伝える朝顔の姿に、

朝顔らしさ"で矛盾が生じているように感じるのは気のせいでしょうか。

「いつも通りだよ」と言ってあの進行具合。

父本人はもちろん、美幸からも記憶障がいである事も告げられていないままなので、

このまま見過ごそうとしているんじゃないかと疑ってしまうのも不思議ではないはず。

美幸が怖かったからなのか?

私だったら「他人の事にまで口出さないで!」って思っちゃうけど、

父に検査を勧めたら怒鳴られたから何も言い返せなかったのか?

理由は分かりませんが、朝顔には仕事においても家庭においても

“プライド"を持って目の前の事に向き合っているイメージがあったので、

今回のあっさりした対応にはちょっと違和感を覚えました。

 

大学のゼッケンを着て、ご遺体を預かる施設を作るまでの過程、想いは

前作の焼き回しと言えばそれまでなんですが、本作の"原点"を感じさせたかなぁ。

しんどい気持ちにさせるのは、事件だけで十分満足してますよ。

平の件もまだ引っ張りそうですし…

運転中にボケて事故らないかどうかも心配です。

とりあえず、まだ自覚症状がある内に、運転免許を返上させてあげて欲しい(泣)

 

 

 

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