未解決の女 警視庁文書捜査官 Season2 5話 感想|ダイイングメッセージに漢字は使うなかれ
あのダイイングメッセージは「三」じゃなくて、「青」と書こうとしていたのかと。
漢字の方が時間かかりますよねぇ。
私がもしその状況に陥ったら、カタカナか平仮名で残してあげようと心に決めたのでした。
まぁ、書きかけで終わったのなら、犯人を探し出せなかった当時の刑事達も腑に落ちるけど…
でも…「川」とか「さんずい」とか捻らずに
そのまま「三」がつく重要参考人に絞った辺り、やはりウのカツだったのは確かですな(苦笑)
内容の方は、シーズン2以来最も"文書""文字"の要素が活かされていた話になっていた印象。
特に映画のアンケートから人となりを分析する所は、
文字マニアの鳴海(鈴木京香)だからこその独自の着眼点が効いていて興味深く見られました。
妄想と言ってしまえばそれまでなんですけど、
矢代(波瑠)含む行動派の刑事と頭脳派の鳴海の二者間で、どれだけ特徴を書き分けられるかで
本作の魅力が決まってくると思っているので、今回くらいの妄想なら"一人の刑事の推理"
とも捉えられますし、丁度良い塩梅なんじゃないでしょうか。
鳴海の描写だけでなく、
体育会系らしく、人質候補にも積極的に名乗り出る頼もしい矢代に、
口下手が故に危機的状況には体を張って守る草加(遠藤憲一)に…
それぞれの適材適所っぷりが感じられたエピソード。
こっちのエンケンさんには幸せでいて欲しいから、最後まで家族も体も無事で良かったなぁ。
家庭を顧みず仕事優先な所とか、ジャーナリストの沖が出ていたのとか、
を思い出してしまった1時間でもありました。